２７２２　アイケイ（2019年7月）業績も戻り基調。株価も底打ち、ただグロースという目線ではなくバリューという目線に変わりつつあると考えれば過度のリバウンド期待は酷か。カタログ通販会社で生協向けに強み。テレビ通販プライムダイレクト、韓国化粧品店も併営

２７２２　アイケイ
★　企業の概要
- ★　売上(成長率）・経常利益（増益率）の実績と予想値
  - 売上（成長度合い）
  - 経常利益（増益度合い）
★　株価チャート（日足）（週足）（月足）　　
銘柄についての寸評・ひとことなど

２７２２　アイケイ

★　企業の概要

上場

2001.12

特色

カタログ通販会社で生協向けに強み。

テレビ通販プライムダイレクト、韓国化粧品店も併営

業種名

小売業

解説記事

【戻り歩調】

20年５月期は主力の生協向けルートは堅調持続。

好採算のテレビ通販は新商品の投入で徐々に回復。

自社ブランド化粧品は卸先増加や新商品発売で増勢。

広告宣伝費見直しも効き、営業益は戻り歩調。

【巻き返し】

テレビ通販は商品のテストを入念に行い、発売時のヒット精度を高める。

ＰＢ化粧品『ＬＢ』は中国向けの供給を20年５月期上期に開始予定。

国内も新商品投入。

従業員 <19.2>

連235名単109名(33.4歳)

[年]519万円

★　売上(成長率）・経常利益（増益率）の実績と予想値

四季報２０１９年３集参照

売上（成長度合い）

売上　　（前々期実績・四季報）　　　15273　　

売上　　（前期実績・四季報）　　　　18337

売上　　（今期予想・四季報）　　　　17500

売上　　（来期予想・四季報）　　　　18500

以上売上高・規模・成長具合

経常利益（増益度合い）

経常利益　　（前々期実績・四季報）　　　　　　554　

経常利益　　（前期実績・四季報）　　　　　　　899

経常利益　　（今期予想・四季報）　　　　　　　440

経常利益　　（来期予想・四季報）　　　　　　　560

以上、経常利益、増益度合い

まとめ★時価総額・PER（株価収益率）・PBR（株価純資産倍率）・ROE（自己資本利益率）・PSR（株価売上高倍率）について - ねこぷろ

★　株価チャート（日足）（週足）（月足）　　

f:id:feminism-hysteric:20190715225145p:plain — 日足

f:id:feminism-hysteric:20190715225200p:plain — 週足

f:id:feminism-hysteric:20190715225214p:plain — 月足

２７２２　アイケイ
★　企業の概要
- ★　売上(成長率）・経常利益（増益率）の実績と予想値
  - 売上（成長度合い）
  - 経常利益（増益度合い）
★　株価チャート（日足）（週足）（月足）　　
銘柄についての寸評・ひとことなど

銘柄についての寸評・ひとことなど

財務面などについて

ねこぷろ

ＲＯＥは１０％ほどに落ち着いてしまったみたい

ＲＯＡは５％前後と低くなってしまったね。

自己資本比率は４０%弱と低い方。

有利子負債に対して利益剰余金など見比べるとやや負債が多い感じかな、インタレストカバレッジレシオなどは２００倍以上と悪くはないね。総合的にみると無難といった感じかな。

キャッシュフローなどについて

ねこぷろ

営業活動によるキャッシュフローはプラス　前期に対してやや減っている

投資活動によるキャッシュフローはマイナス　前期に対して投資を増やしている

フリーキャッシュフローはプラス　まあ悪くはないけど、今期は厳しそう。

財務活動によるキャッシュフローはマイナス。少しながら財務を改善させている。

成長性や将来性などについて

ねこぷろ

ここ数年成長していたんだけど、鈍化したね。

利益は広告宣伝費がかさんだ分が完全にマイナス方向になってしまったね。

収益性の３％割れと低くなったね。

業績はグロースというには厳しく、バリュー目線の成熟企業という目線に変わるんじゃないかな？　業績でみると戻り歩調だから、株価も一時の底を打ったと判断すると上昇余地は今の株価からはあるけど、過度な期待は難しくなってきているのかもしれないね。グロース銘柄とはみられないと思うから、もっと復調したところをみせないと厳しいかな。ただ、株価的にはいくらかのリバウンドも見込めるからいくらかの株価上昇は期待してもいいかな。ただ、バリュー目線でみれば、良くて半値戻し、妥当なところで３分の１戻し程度まであれば御の字ととらえておく方が楽かもね。