3092 ZOZO(2020年2月)現状の株価や時価総額には割高感は少なくなってきている。成長性は20%程度で、レシオで考えると妥当株価。上昇余地はあるが、過度の期待は重荷に。成長性が落ちてきているのと、経営効率は悪化。販管費がかさむが原価率が低いので収益性はまだ高めも。衣料EC『ZOZOTOWN』運営。 出店ブランドからの受託販売手数料が収益源。 ZHD傘下

 

 3092 ZOZO

 

★ 企業の概要

 

 


上場

2007.12

 

特色

衣料EC『ZOZOTOWN』運営。

出店ブランドからの受託販売手数料が収益源。

ZHD傘下

 

連結事業

ZOZOTOWN

PB

BtoB

フリマ

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業種名

小売業

 

解説記事

【回 復】

ゾゾタウンは会員獲得鈍るがリピーター利用促進が効き手数料収入順調増。

前期苦戦のPBもゾゾスーツ配布費や在庫評価損減り営業益回復。増配。

21年3月期はヤフーからの送客寄与し拡大続く。

 

【転換期】

Zホールディングスが当社株を50・1%取得し子会社化、30~40代男性に強いヤフーからの送客推進。

創業者・前澤友作氏は社長退任、組織経営へ移行急ぐ。

 

従業員 <19.9>

連1,139名 単‥名 (32.7歳)

 

[年]516万円

 

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★ 売上(成長率)・営業利益 ・経常利益(増益率)の実績と予想値

 

四季報2019年4集(2019年12月発売号)より参照

 

 

 

 


【業績】    売上高      営業利益      経常利益

 

連15.3*     41,182      15,084        15,139 

 

連16.3*     54,422      17,756        17,883

 

連17.3*     76,393      26,284        26,442

 

連18.3     98,432      32,669        32,740 

 

連19.3     118,405      25,654        25,717 

 

連20.3予    130,000      32,000        32,000 

 

連21.3予    140,000      35,000        35,000 

 

 

  

まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ

 

 

 

★ 株価チャート(日足)(週足)(月足)  

 

 

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日足

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週足

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月足



 

 

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銘柄についての寸評・ひとことなど  

 財務など

ROEやROA(2019年3月期 の実績・今期の予想 四季報参照など)

資本業務提携の意味とメリットを考える。 - ねこぷろ

 

 

ROE(自己資本利益率)

 

実績

50.5%

 

今期の見込みが

82%前後となっています

 

高水準だと考えます。

 

ROA(総資産利益率)

 

実績

20.2%

 

今期の見込みで

27%前後

 となっているようです。

 

高水準だと考えます

 

 

無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ

 

自己資本比率など財務

自己資本比率

30%台から20%台へ

 

これからという水準じゃないかと考えます

 

有利子負債と利益剰余金を比較すると

 

有利子負債が利益剰余金に対して半分以下くらいなので

悪くはないと感じます。

 

総合的にみると

財務はまあまあだと考えます。

 

 

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キャッシュフロー


2019年3月期の実績より

 

キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ

営業活動によるキャッシュフロープラス

前期もプラス

 

前期にたいして

若干減らしていますが

まずまずと言える感じでしょう

 

 

投資活動によるキャッシュフローマイナス

前期もマイナス

 

投資はボチボチって感じですね

 

 

フリーキャッシュフロープラス 

前期もプラス

 

前期もプラスだったが、

前期よりその幅を若干減らしています

全体的に落ちているので

気にはなるところですが

心配なさそうでもあります

 

 

 

財務活動によるキャッシュフローはマイナス

 

財務の改善もすすめているので

今後期待していきたいところですね。 

 

総合的なキャッシュフローは

キャッシュフローは収穫期

 

 

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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など

 

売上や経常利益

増収増益見通し。

 

売上の伸びは 

前期(直近)の本決算で

20.2%

過去3年間の数字をみると

実績で

売上高直近3年成長率 

年換算 

29.8%成長

 

 

収益性

収益性

売上高営業利益率

前期(直近)の本決算で

21.6%

 

過去3年の

売上高営業利益率が

29.7%

 

 

内訳をみていくと

前期(直近)の本決算で

 

原価率

11.36%で、

 

なので粗利が

88%程度と

高いですね。

 

販売管理費率

66.98%

になっていますね。

 

 

原価率は良い感じで、

 

売上が伸びれば

利益の向上が期待できそうですね。

 

販売管理費率はわりに高めとなっています。

それでもしっかり収益性も確保できているので

良いですが

収益性は徐々におちているのは気になります。

 

 

個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ

 

時価総額と現状の株価位置

 

現状の株価から

時価総額

約4829億程度だが、

 

その時価総額は

 

PSRでみると

4倍程度

となっています

 

予想PERでは

21.5倍程度

となっています

 

上場からの年数などから、

現状のPSRをみると

 

やや割高水準

 

と言えるレベルではないかと考えます。

 

また予想PERなどを

成長率(売上・利益などの合算)で割って

 

PEGレシオで判断してみると

 

現状の株価は

 

妥当株価

とも言えるのではないかと考えます。

 

業績の見込みや、

予測値などから、

 

現状の株価などを加味してみると

 

将来的な株価上昇余地はあると考えます。

ただ成長率が20%台そこそこになってきているので

成長の鈍化も意識していく感じになりそうです

 

 

 

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