4429 リックソフト(2020年5月)成長性はやや落ち着き気味か、株価は妥当株価からやや割高感も。堅調な様子。財務は好財務の部類。収益性は並。販売管理費率は向上傾向も。豪アトラシアン社などの業務系パッケージソフト販売。 導入支援や運用支援、自社開発も行う

 

 4429 リックソフト

 

★ 企業の概要

上場

2019.2

 

特色

豪アトラシアン社などの業務系パッケージソフト販売。

導入支援や運用支援、自社開発も行う

 

連結事業

ライセンス&SIサービス

クラウドサービス

ソフトウェア開発

 

業種名

情報・通信業

 

解説記事

【堅 調】

21年2月期はパッケージソフトがアトラシアン社製品に加え好採算の自社開発分も伸長。

主顧客の製造業から金融など他業種への広がりも見せる。

導入先への有償サポート、研修サービスも勢い強い。

人件費など販管費増を吸収し営業益堅調。

 

【新商材】

2月より欧州トリセンティス社製のテスト自動化ツール販売。

プロジェクト管理のクラウド版を19年12月より販売。

 

従業員 <19.11>

連80名 単80名(38.4歳)

 

[年]579万円

 

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★ 売上(成長率)・営業利益 (経常利益(増益率))の実績と予想値

 

四季報2020年1集(2020年3月発売号)より参照

 

 

【業績】        売上高          営業利益

 


連17.2*変        764               60

 

連18.2*          1,728             130

 

連19.2*           2,482             371

 

連20.2予         3,000             430

 

連21.2予         3,500             450 

 

 

  

まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ

 

 

 

★ 株価チャート(日足)(週足)(月足)  

 

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日足

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週足


 

 

 

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銘柄についての寸評・ひとことなど  

 財務など

ROEやROA(2019年2月期 の実績・今期の予想 四季報参照など)

資本業務提携の意味とメリットを考える。 - ねこぷろ

 

 

ROE(自己資本利益率)

 

実績

35.5%

 

今期の見込みが

22%前後となっています

 

なかなかの高水準だと考えます。

 

ROA(総資産利益率)

 

実績

17.2%

 

今期の見込みで

15%前後

 となっているようです。

 

まあまあの高め水準だと考えます

 

 

無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ

 

自己資本比率など財務

自己資本比率

70%台

 

結構良い感じの水準じゃないかと考えます

 

有利子負債と利益剰余金を比較すると

 

有利子負債がなしの

利益剰余金はそこそこあって

なかなかのキャッシュリッチな感じの

好財務な感じがあります

 

総合的にみると

財務は良い方な感じと考えます。

 

 

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キャッシュフロー


2019年2月期の実績より

 

キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ

 

営業活動におけるキャッシュフロー

最新前期  386百万円   前々期  101百万円

 

最新の本決算における実績では

営業活動によるキャッシュフロープラス

その前の期もプラス

 

前期にたいして

増えているから

順調で

良いのではないかと考えます

 

 

 

投資活動におけるキャッシュフロー

最新前期  △5百万円   前々期  △18百万円

最新の本決算における実績では

投資活動によるキャッシュフローマイナス

その前の期もマイナス

 

いいとは思いますが

もう少し投資していっても良い感じかもしれませんね

 

フリーキャッシュフロープラス 

前期もプラス

 

前期もプラスだったが、

前期よりその幅を増やしているのは

良いのではないかと考えます。

 

営業CFでしっかりプラスになって、

前期よりも伸ばしている感じだし、

 

今後しっかり

投資が進んでいけば、

いい感じじゃないかなと考えます。

 

 

 

財務活動におけるキャッシュフロー

最新前期  250百万円   前々期  30百万円

最新の本決算における実績では

財務活動によるキャッシュフロープラス

上場などによって

資金を集めたっていう感じじゃないかなと推測できます

 

財務の改善も

今後期待していきたいところですね。 

 

総合的なキャッシュフローは

キャッシュフローは安定期

 

 

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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など

 

売上や経常利益

増収増益見通し。

 

売上の伸びは 

前期(直近)の本決算で

24.3%

過去3年間の数字をみると

実績で

売上高直近3年成長率 

年換算 

64.7%成長

 

 

収益性

収益性

売上高営業利益率

前期(直近)の本決算で

13%

 

過去3年の

売上高営業利益率が

11.8%

 

 

内訳をみていくと

前期(直近)の本決算で

 

原価率

61.66%で、

 

なので粗利が

40%程度と

高めの水準ですね。

 

販売管理費率

25.30%

になっていますね。

 

 

原価率はまずまず良い感じで、

 

売上が伸びれば

利益の向上が期待できそうですね。

 

販売管理費率は低めにはなっているようです。

原価率はやや上昇傾向ですが

販売管理費率は30%台から

20%台に入ったように

向上しています。

企業間の競争力を増しているともとらえれますので

良い傾向を示していると言えそうです。

 

 

個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ

 

時価総額と現状の株価位置

 

現状の株価から

時価総額

約255億程度だが、

 

その時価総額は

 

PSRでみると

8.2倍程度

となっています

 

予想PERでは

67倍程度

となっています

 

上場からの年数などから、

現状のPSRをみると

 

割高水準

 

と言えるレベルではないかと考えます。

 

また予想PERなどを

成長率(売上・利益などの合算)で割って

 

PEGレシオで判断してみると

 

現状の株価は

 

妥当からやや高め水準の株価

とも言えるのではないかと考えます。

成長性がやや落ち着いてくるだろう点を加味すると

割安感はマイナスになり、やや割高感がではじめているかもしれません

 

業績の見込みや、

予測値などから、

 

現状の株価などを加味してみると

 成長性次第になってきそうですが、

過度に期待しなければ

再浮上する可能性もあると考えても良さそうです。

時価総額がそれなりに評価されているので

過度に期待は重荷になるかもしれません。

 

 

 

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